データ共有による飛躍

カーボンニュートラルに取り組む農業ソリューション企業は近年増加してきていますが、その際に得られたデータを独占しているだけでは、農業全体のカーボンニュートラルによる温室効果ガスの削減は難しいでしょう。ですからカーボンニュートラルに取り組んでいる企業では、成功事例の普及やデータの共有に力を入れている企業が少なくありません。作物の収量や土壌の性質、輪作などの生産効率などのデータを収集し、それを共有していく事でより多くの温室効果ガスの削減を目指しています。

もちろんデータの共有には品種改良やどのような作物生産プログラムを行ったのかという事も含まれており、企業ごとの試みや結果を共有する事でより正確なデータを集める事ができるようになっています。カーボンニュートラルは未ださまざまな試行を行っているものであり、データの共有をする事でより効果のあるカーボンニュートラルな農業を多くの農業ソリューション企業が目指しているのです。

ただ、どれだけ正確なデータがあったとしてもそれが農業を実践している農業生産者に伝わらなくてはいけません。農業生産者の興味を引くために、農業ソリューション企業ではこれらのデータ共有などによって得られた成功例を示していったり、カーボンニュートラルのシステムを導入する事でどういったメリットがあるのかを農業生産者に示しています。もちろん利益が得られなくては農業生産者は興味を持ちにくいですから、きちんとした利益を得られる仕組みになっているという事も重要です。